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スチール棚部材辞典

スチール棚は、棚板・支柱・ベースプレート・ビス・棚受けなど、さまざまな部材で構成されています。
このページでは、スチール棚を構成する主要部材の名称・役割・違い・確認ポイントを整理し、商品ページや読み物記事を読むときに分かりやすいよう辞典形式でまとめています。
本ページでは、スチール棚本体を構成する主要部材を中心に整理しています。追加棚板や各種オプション部材については、別ページで順次まとめていきます。

目次

Conclusion
  • この辞典で分かること:スチール棚を構成する主要部材の名称・役割・違い・確認ポイント
  • 最初に押さえたいポイント:スチール棚は、見た目が似ていても、支柱サイズ・棚板構造・棚受け方式・補強方式・固定部材が異なるため、部材単位で確認すると選定ミスを防ぎやすくなります。

スチール棚の主要部材一覧

スチール棚は、支柱・棚板・棚受け・補強部材・基礎部材などの複数の部材で構成されています。
まずは全体構成を把握しておくと、それぞれの部材がどの位置にあり、どんな役割を持つかが理解しやすくなります。

中軽量棚の部材構造例 支柱 棚板 ワイドビーム 棚受け 天地受け 安全ピン ベースキャップ

  • 支柱:棚全体の骨格となる部材
  • 棚板:収納物を載せる水平部材
  • 棚受け:棚板を支柱に支持・固定する部材
  • ワイドビーム:間口方向の補強部材
  • 天地受け・地板受け:上下方向・奥行方向の補強部材
  • 安全ピン:ビーム類の取付確認・抜け防止に関わる部材
  • ベース部材:支柱の最下部で床に接する基礎部材

棚シリーズごとの部材構成の違い

軽量棚

軽量棚は、支柱と棚板をビスで接合する比較的シンプルな構造です。
補強部材は基本的には大型のものを使用せず、支柱と棚板が構造的に最も重要な部材となります。

正面および両側面にパネル板部材を追加したものがパネル棚、パネル板ではなく金網を追加したものが金網棚となります。
また、簡易的な補強部材として、金属製コーナープレートが上下の四隅に取り付けられるのが特長です。

各ボルトレスラック

軽量ボルトレス棚・中軽量棚・中量棚は、支柱と棚板だけでなく、補強部材を前提とした構造になっています。
代表的な補強部材として、間口方向のワイドビーム、奥行方向の天地棚受け地板棚受けがあります。

これらの補強部材により、棚全体の剛性が高まり、軽量棚よりも高い耐荷重仕様を実現しています。

本棚

スチール本棚は、基本的にはボルトラック扱いとなり、ボルト・ナットまたはタッピングビスで組み立て・固定施工します。
各シリーズごとに部材構成が分かれており、支柱・棚板といった共通部材はもちろんありますが、補強方式に違いがあります。

たとえば、KCJAシリーズには連ツナギというビームおよびブレス部材があり、KUシリーズでは天板・地板に補強部材が溶接済みとなっていて、その天地板部材をボルト・ナットで固定するだけで既定の強度が保たれる設計となっています。

Compare
  • 軽量棚:支柱と棚板が構造の中心で、補強は比較的シンプル
  • ボルトレスラック:ワイドビームや天地受けなどの補強部材が重要
  • 本棚:ボルト固定を基本とし、シリーズごとに補強方式が異なる

部材辞典の基本

スチール棚は、棚板だけでできているわけではありません。
実際には、支柱・棚板・棚受け・補強部材・基礎部材・ビス類などが組み合わさることで、収納棚として成立しています。

商品ページを見るときは、完成品としての棚本体だけでなく、どのような部材で構成されているかを知っておくと、耐荷重や使い勝手、追加部材の選び方まで理解しやすくなります。

補足

部材の知識は、棚本体を購入するときだけでなく、追加棚板の注文、部材交換、固定方法の検討、既存棚との互換性確認にも役立ちます。

支柱・アングル

支柱は、スチール棚の骨格となる部材です。
棚板や棚受けを支えるだけでなく、棚全体の外寸・柱芯寸法・耐荷重・見た目にも影響します。

支柱とは

支柱とは、スチール棚の四隅などに立つ縦方向の主要部材です。
軽量棚ではL型アングル、中量棚やボルトレス棚では専用形状の支柱が使われるなど、シリーズによって形状やサイズが異なります。

アングルとは

軽量棚で使われる支柱は「アングル」と呼ばれることがあります。これは、L字型の断面を持つ支柱部材を指すことが多いです。
このアングルのサイズや穴位置が、棚板取付や高さピッチにも関係してきます。

補足

支柱サイズは、スチール棚の種別、つまり主に耐荷重で分類されたカテゴリによって異なります。
一般的には、支柱サイズが大きいほど耐荷重が大きくなり、逆に小さいほど耐荷重の上限は下がる傾向があります。

たとえば、中軽量スチール棚の支柱サイズは40mm×40mm角サイズ、中量スチール棚の支柱サイズは55mm×45mm角サイズが代表例です。
ただし、耐荷重は単純にサイズだけで決まるわけではなく、支柱の形状も大きく関係します。

軽量棚に多いL型支柱に対し、それ以外の多くのスチール棚・スチール本棚では、縦横35mm以上の角を持つコの字型支柱が使われます。
このコの字型支柱は、別名C型チャネル(シーチャン、シーチャネル)とも呼ばれ、L型支柱に比べて折り曲げ構造が複雑で、より重い荷重に耐えられる構造を持っています。

たとえば、軽量棚(120kg/段)の40mm×40mmL型支柱と、中軽量棚(200kg/段)の40mm×40mmC型支柱は、長辺と短辺のサイズだけを見れば同じです。
しかし実際の耐荷重仕様は大きく異なります。つまり、支柱を見るときは、まずL型かC型かという形状を確認し、その次に長辺×短辺のサイズを見ると、そのスチール棚の耐荷重性能の違いを判別しやすくなります。

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棚板

棚板は、実際に収納物を載せる面となる部材です。
スチール棚の使い勝手や耐荷重を考えるとき、棚板のサイズ・厚み・構造・枚数は重要な確認ポイントになります。

棚板の役割

棚板は、収納物を受ける水平部材です。
ただ載せるだけでなく、支柱や棚受けと組み合わさることで、棚段として機能します。

棚板の違い

軽量棚・中軽量棚・中量棚・本棚では、棚板のサイズや厚み、補強方法が異なります。
同じ「棚板」でも、どの棚シリーズに対応する部材なのかを確認することが大切です。

補足

棚板は、支柱と並んでスチール棚を構成する重要な部材のひとつです。棚板を見るときのポイントは、新しく棚を設置する場合と、追加で棚板のみを用意する場合とで少し異なります。

新しく棚を設置する場合は、棚板上面の実寸サイズを確認するのが基本です。
これは、棚板の上面そのものが収納可能なスペースになるためです。たとえば棚本体の実寸がW900mm×D450mmであっても、実際の棚板サイズはW815mm×D422mmのように小さくなっていることがあり、棚本体サイズと収納可能サイズを取り違えないためにも重要です。

また、棚板の耐荷重は、棚全体にかかる1台あたりの耐荷重ではなく、基本的には1段あたりの耐荷重として確認する必要があります。軽量棚・中軽量棚・中量棚・本棚それぞれに仕様が設定されているので、商品詳細ページで確認すると分かりやすいです。

幅1500mm以上の棚板や、奥行の広い棚板は、それ自体がかなり重量物になります。軽量棚でも奥行が広い棚板には裏面補強が付くことがあり、棚板の上下移動には安全面で注意が必要です。

棚板の補強も重要な確認ポイントです。中軽量棚以上の棚板裏面には、1段あたりの耐荷重仕様を実現するために、1つ以上の折り曲げ構造を持つ補強材が溶接されています。
軽量棚でも、幅や奥行が大きい棚板では同様の補強が入ることがあります。これは耐荷重確保に不可欠ですが、そのぶん棚板重量も増えるため、頻繁に棚板を可動させる予定がある場合は注意が必要です。

すべての棚板は、1枚のスチール板を切り出して整形し、強度を保つために折り曲げ構造となるよう加工されています。棚板強度の違いは、板厚だけでなく、どれだけスチール材を使い、どの程度複雑な折り曲げ構造や補強構造を持たせているかと相関しています。

追加で既存棚用の棚板を購入する場合も、最も重視すべきなのは棚板の実寸サイズです。
これは収納可能寸法という意味だけでなく、今使っている棚にその棚板が物理的に載るかどうかの判断基準になるためです。追加棚板購入時は、今使っている棚板の実寸サイズと、商品詳細ページの棚板実寸サイズを必ず照合することが大切です。

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棚受け・補強部材

棚板は単独では安定しません。
実際には棚受けや補強部材が組み合わさることで、荷重を受けられる構造になっています。

棚受けとは

棚受けは、棚板を支柱へ固定・支持するための部材です。
ボルト式か、ツメを引っ掛けるボルトレス式かによって構造が異なります。

補強部材とは

補強部材は、棚板や棚全体の強度を高めるために使われます。
耐荷重が高い棚ほど、補強構造の重要性が増します。

重要

耐荷重は棚板の厚みだけで決まるわけではなく、棚受けや補強構造も含めた全体設計で決まります。見た目だけで判断しないことが大切です。

補足

軽量棚はボルトラックであるため、基本的には独立した棚受け部材は存在せず、ビス(ボルト・ナット)で直接棚板を固定します。
ただし、支柱の孔に差し込む「棚受けフック」を使う場合は、ビスを使わずに棚受け部材として機能させることができます。ただしこの場合、耐荷重は半減し、60kg/段仕様となるため注意が必要です。

一方、中軽量棚・中量棚・本棚では、棚受け部材が棚板の荷重を受けるだけでなく、棚躯体全体の強度を高める役割も担います。
中間棚を受ける部材は主に可動棚の支持を目的としていますが、最上段の天板受けと最下段の地板受けは、棚板支持と同時に棚全体の強度確保にも関わる重要な部材です。

中軽量棚および中量棚では、中間棚受けがなくても途中まで組み立てることはできますが、天板受けと地板受けは必須部材です。これがないと棚として十分な強度が確保できず、仕様どおりの耐荷重性能を保てません。

補強部材として代表的なのが、ブレス部材とワイドビームです。ワイドビームは正面から見たときの間口方向に取り付ける補強部材で、棚の躯体構造を保つために必須です。通常は1台につき4本、正面上・正面下・背面上・背面下に取り付けます。

ワイドビームは支柱の孔にツメを引っ掛け、ハンマー等で打ち込んで取り付けます。その際、正しく接合できたか確認するために「安全ピン」を入れる仕様になっている場合があり、取り付け時はこの安全ピンが正しく入っているかを確認することが大切です。

ベースプレート・ベースキャップ

ベースプレートやベースキャップは、支柱の最下部に取り付ける基礎部材です。
床への傷防止、荷重分散、安全性の確保などの役割があります。

ベースプレートとは

ベースプレートは、主に金属製の基礎部材で、支柱の底部に取り付けて使用します。
支柱から床へ伝わる荷重を受ける部材として重要です。

ベースキャップとは

ベースキャップは、樹脂製の基礎部材として使われることがあります。
金属製ベースプレートとは役割や見た目が異なるため、商品ごとの標準部材を確認することが大切です。

補足

金属製ベースプレートは、軽量棚にのみ標準で付属される代表的な基礎部材です。
軽量棚に使用される金属製コーナープレートとの見た目の統一感があり、工業的な印象が強く出るため、そのようなデザインを好む場合にも向いています。

一方、軽量棚には樹脂製ベースキャップもあり、こちらはビスなしで比較的簡単に取り付けられる簡易的な基礎部材という印象です。

ベースプレートが特に向いているのは、コンクリート床で、棚の移動が多いような過酷な現場です。樹脂ベースキャップはコンクリート面との擦れで摩耗しやすいため、そのような環境では金属製ベースプレートの方が丈夫で長持ちします。

中軽量棚・中量棚では、基本的に樹脂ベースキャップ仕様となります。これらはボルトレスラックであり、ハンマーのみで施工できるようにするため、ビス留めが必要な金属製ベースプレートではなく、樹脂製基礎部材が採用されています。

本棚は金属製ベースを採用することが多く、ボルト・ナットまたはタッピングビスで固定します。
また、本棚のベース部分は床固定金具としての機能を兼ねる形状のものもあり、そのため樹脂製ではなく金属製ベースが採用されています。

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ビス・金具・固定部材

スチール棚では、ビスや金具も重要な構成部材です。
棚本体の組立だけでなく、固定や安全対策にも関わるため、見落とせないポイントです。

ビスとは

ボルトラックなどでは、棚板や部材の固定にビス・ボルト・ナットを使います。
サイズや形状が合わないと、正しく組み立てできないため注意が必要です。

固定金具とは

固定金具は、壁固定や安全対策で使う部材です。
本体サイズだけでなく、取り付ける際のサイズ的な余裕や壁面側のスペースも確認する必要があります。

補足

軽量棚などのボルトラックで使用されるビスは、M6仕様が標準的です。これは軽量棚の支柱(アングル)の孔サイズに合わせたもので、支柱孔が13mm×8mm程度の場合、その8mm側に収まるよう呼び径6mmが採用されています。

つまり、ボルトラックで使用するビスは、一般にはM7以下が望ましく、長さについては他部材や収納物と干渉しない範囲で選ぶ必要があります。標準的には、ねじ部長12mm程度が多く、12mm以上15mm以下が扱いやすい範囲です。

固定金具は、壁固定や床固定を行う際に使います。軽量棚用の75型固定金具などは、L型支柱40mm×40mmに合わせた形状となっており、本体側75mm×40mm、壁側40mm×40mmといった寸法で設計されています。

本体側のビス孔が長穴になっているのは、棚を壁に寄せた際に生じるわずかな隙間に対応するためです。一方、壁側孔に使用するアンカーやビスは、孔径に収まるサイズを選ばなければ施工できないため、現場では固定金具の孔径も必ず確認する必要があります。

部材確認の考え方

スチール棚の部材は、それぞれ単独で見るのではなく、棚全体の構成として確認するのが大切です。

  1. スチール棚のメーカー(製造者)を確認する
  2. どの棚シリーズの部材かを確認する
  3. 支柱サイズや棚板サイズが合っているかを見る
  4. 組立の際の部材固定方式がボルト式かボルトレス式かを確認する
  5. 追加部材が1枚単位か1セット単位かを確認する
  6. 安全対策や固定金具まで含めて考える
Compare
  • 棚本体を見る視点:サイズ・耐荷重・段数
  • 部材を見る視点:互換性・構造・取付方法・追加可否
補足

今使っている既存棚に部材を追加する場合と、スチール棚本体と同時に部材を追加する場合では、確認の順番が少し異なります。

既存の棚に部材を追加する場合は、まずメーカーを確認し、次にどの棚シリーズか、さらに実寸サイズが適合するかを確認する流れが基本です。
メーカーが分からない場合でも、棚受け部材のようにツメを支柱に引っ掛ける部材は、メーカーが異なると適合しないことが多いため、注意が必要です。

また、同じメーカーでも型が古い場合は仕様変更の可能性があるため、サイズだけでなく購入年代も確認し、不明な場合は問い合わせるのが安全です。

本体と同時に部材を追加する場合は、まず棚シリーズを確認し、そのうえで商品詳細ページに記載されている呼び寸法ベースの対応サイズを見て選択します。購入する本体と同じ呼び寸法対応であることを確認するのが重要です。

FAQ

よくある質問

棚板だけ追加購入できますか?

可能な場合が多いですが、対応する棚シリーズ・呼び寸法・実寸法・構成枚数を確認する必要があります。とくに中量棚では、2枚1セット構成などに注意が必要です。

ベースプレートとベースキャップはどちらでも使えますか?

商品や支柱形状によって異なります。標準部材や対応部材を確認し、適合しないものを流用しないことが大切です。

支柱サイズが違っても部材は共通で使えますか?

共通で使えないことが多いです。支柱サイズや穴位置、取付方式が異なると、棚板・ベース部材・固定金具が適合しない場合があります。

まとめ

スチール棚の部材を理解すると、棚本体の違いだけでなく、追加部材の選び方や安全対策まで見通しやすくなります。
支柱・棚板・棚受け・補強部材・ベース部材・金具の役割を押さえておくことで、商品ページの読み方もぐっと分かりやすくなります。