スチール棚組立辞典
スチール棚の組み立ては、ボルト式とボルトレス式という2つの方式に大別されます。それぞれ必要な工具・手順・注意点が異なるため、まず方式を把握することが重要です。
はじめてスチール棚を組み立てる方にとって、どの工具を使えばよいか、転倒防止はどうすればよいか、一人で組み立てられるかなど、分かりにくい点も多いと思います。しかし、部材構造と組み立ての工程を順序立てて理解すれば、初めての方でもしっかりと組み立てることができます。
このページでは、スチール棚の組み立てに関する用語・工具・手順・注意事項・よくある失敗と対処法を整理し、商品ページや施工時に役立つよう辞典形式でまとめています。
転倒防止の固定方法や部材の詳細については、別辞典もあわせてご確認ください。
目次
- この辞典で分かること:ボルト式とボルトレス式の違い・必要工具・組み立て手順のポイント・水平確認の方法・よくある失敗と対処法・組立施工を依頼すべきケース
- 最初に押さえたいポイント:スチール棚の組み立てで失敗しないためには、まず棚の種類に合った工具を準備し、部材構造を理解したうえで手順どおりに進めることが重要です。また、高さ1800mm以上の棚は転倒防止対策がセットで必要です。
組み立て方式の種類
スチール棚の組み立て方式は、大きく「ボルト式(ボルトラック)」と「ボルトレス式(ボルトレスラック)」の2種類に分かれます。
まずどちらの方式に該当する棚かを確認することが、工具選びや手順理解の第一歩です。
ボルト式とは
ボルト式は、ビス(ボルト・ナット)で部材を固定する方式です。軽量スチール棚のほか、スチール書架・スチール本棚の多くがこの方式にあたります。
軽量スチール棚では、支柱(アングル)に棚板をボルト・ナットで締め付けて取り付けます。パネル棚では側面・背面パネルの取り付けにもビスを使います。
書架・本棚タイプでは、棚の躯体を構成する構造部材(支柱とツナギ部材)をタッピングビスまたはボルト・ナットで接合します。なお、書架・本棚タイプの中間棚板の取り付けについては、ボルトレス方式(棚受けを引っ掛ける)でおこなうものがほとんどです。
ボルトレス式とは
ボルトレス式は、ボルトを使わずに部材をはめ込んでハンマーで打ち込む方式です。軽量ボルトレス棚(150kg/段)・中軽量棚・中量棚がこの方式にあたります。
工具が少なく済むため、オフィスや倉庫での組み立てに向いています。ボルトを使わないからといって強度が低いわけではなく、ワイドビームなどの補強部材によって十分な剛性を確保しています。耐荷重・構造面ではボルトレスラックの方が頑丈です。
- ボルト式:スパナ・モンキーレンチが必要。書架KCJAは電動インパクトドライバーが必須。締め付けによる固定で部材交換や棚板の増設がしやすい。耐荷重は目安として120kg/段程度
- ボルトレス式:ハンマーのみで組み立て可能。組み立てスピードが速く、ボルトの締め忘れがない。耐荷重は目安として150kg/段以上
ボルトレス棚に使うハンマーは、基本的にはプラスチックハンマーが適しています。ない場合や打ち込む力が不足する場合は、金属製ハンマーを使用し、棚部材を布(タオル等)で保護して傷を防ぐようにします。
スチール書架KCJAはタッピングビスという打ち込み型ビスを使用するため、電動インパクトドライバーが必須です。ただし、過大なトルクでビスをなめないよう注意が必要です。電動工具が不要な書架タイプとして、スチール書架KUシリーズがあります。
方式の見極め方として、商品の部材内容に「ビス」または「ボルト・ナット」という名称が含まれていればボルトラック、「ハンマーで組み立て」という文言があればボルトレスラックである可能性が高いです。商品詳細ページのこの記載を確認するのが最も確実な方法です。
ボルトラックである軽量スチール棚では、剛性を保つために全ての必要箇所をしっかり本締めすることが重要です。特に最上段・最下段の棚板と支柱をコーナープレートで接合する箇所は締め付けが必須です。
なお、よくある疑問として「最下段の棚板の位置を上げて取り付けられるか」というものがありますが、メーカーでは推奨されていません。最下段を標準より上に設置するとぐらつきの原因となり危険です。最下段を上げたい場合は、床固定・壁固定などで棚の固定点を増やして安全を確保してください。
また、固定作業でアンカー止め(コンクリートアンカー・ボードアンカー・木ビス止め)をおこなう際にも電動工具が必要となります。
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必要工具一覧
スチール棚の組み立てに必要な工具は、棚の種類(方式)によって異なります。
事前に工具を揃えておくことで、作業がスムーズになります。
ボルト式に必要な工具
ビスとナットを締め付けるための工具が必要です。モンキーレンチまたはスパナが基本で、サイズ違いで2本あると作業しやすくなります。用意するレンチのサイズ(二面幅)はM6用の10mm、またはM8用の13mmが対象となります。電動インパクトドライバーがあれば、組み立て時間を大幅に短縮できます。その際のビットも同様に10mm(M6用)または13mm(M8用)を用意してください。
スチール書架KCJAはタッピングビスを使用するため、電動インパクトドライバーの使用が必須となります。なお、タッピングビスはプラスねじ適応のため、プラスビットNo.2(2番)を使用します。
ボルトレス式に必要な工具
棚受けやワイドビームなどの構造部材を支柱にハンマーで打ち込んで取り付けます。プラスチックハンマーを使用するのが基本です。ない場合や打ち込みがうまくいかない場合は、金属製ハンマーを使用し、叩く箇所を不要な布(タオル等)で保護して棚部材の傷を防ぐようにします。
全種類共通で用意しておきたい工具・資材
- 水平器(レベル):ボルト式の軽量スチール棚での組み立て後の垂直・水平確認に必須。軽量ボルトレス棚・中軽量棚・中量棚・スチール本棚・書架については、組み立て時のゆがみがほぼないため、原則として不要
- メジャー・スケール:棚段間隔の計測や部材寸法の確認に使う。棚板の位置合わせにも有効
- ゴム板 / 養生シート:作業中の床・壁の傷防止に有効
- 脚立:高さが2100mm以上の棚の組み立て作業に有効
水平器は、ボルト式の軽量スチール棚の組み立て後に必ず使用してください。棚が傾いていると荷物の落下リスクが高まるほか、連結棚を追加するときに高さがずれてしまいます。省略しないことが大切です。
軽量棚や間口が4尺(約1200mm)以下のサイズ、または奥行が450mm以下のスチール棚であれば、一人での組み立てが可能です。
一方、以下のような棚については部材が重くなるため、2名以上での作業をおすすめします。
- 奥行600mm以上のスチール棚
- 幅(間口)1500mm以上のスチール棚
- 中量棚(300kg/段・500kg/段)
- 高さ2400mm以上のスチール棚
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組み立て手順のポイント
スチール棚の組み立て手順は、ボルト式とボルトレス式で大きく異なります。
ボルト式は「寝かせて組み立てて立ち上げる」方式、ボルトレス式は「梯子状の側面ユニットを先に組んでワイドビームで繋ぐ」方式が基本です。それぞれの手順を把握したうえで作業を進めることが重要です。
組み立ての基本フロー(ボルト式・軽量棚の例)
以下は軽量スチール棚(ボルト式)の一般的な組み立て手順の概要です。シリーズによって詳細は異なります。
- 部材を広げ、種類・数量を確認する
- 支柱を寝かせて床に置く。枕木やダンボールを丸めたものを下に置くとビス止め作業がしやすい
- 支柱は寝かせたまま、棚板を設置したい高さに合わせて配置する。最上段・最下段の棚板は、支柱とコーナープレートをあわせてビスで仮締めする
- この時点では、すべての取り付け箇所をまず仮締めした状態にしておく(棚受けフックを使う棚板は除く)
- ベースプレートまたはベースキャップを支柱下端に取り付ける
- 棚本体を立ち上げる(起こす)。棚受けフックを使う箇所がある場合は、この段階でフックを支柱の孔に差し込み、棚板を載せる
- 水平器で前後・左右の垂直を確認する。ゆがみがある場合は、間口方向や奥行方向に棚を押したり揺らしたりして補正する
- 水平が取れた状態で全ビスを本締めする
- 最後に全体のゆるみを点検する
- 床が傾いている場合は、オプションのアジャスターベースで床レベルを微調整する
ボルト式の軽量棚では、棚板はすべて棚本体を起こす前に支柱に配置しておきます(棚受けフックを使う箇所を除く)。起こした後の作業はゆがみ補正・水平確認・本締めのみです。
棚板を配置するとき、左右の支柱で孔の高さが合っていないと、棚板が斜めになったり入らなかったりします。メジャー・スケールで棚段間隔を計測しながら棚板を配置する方法が確実です。
また、床の傷防止のため、作業前に養生シートやゴム板を敷いておくことをおすすめします。
組み立ての基本フロー(ボルトレス式の例)
ボルトレス式(軽量ボルトレス棚・中軽量棚・中量棚)の組み立ては、締め付け作業が不要なことが特徴です。以下の手順が基本的な流れとなります。シリーズによって詳細は異なります。
- 部材を広げ、種類・数量を確認する
- 片側の支柱2本に対して、天地棚受けなどのブレス部材をハンマーで打ち込んで固定し、梯子状の側面ユニットを1セット組み立てる
- もう片側の支柱2本でも同様に梯子状のユニットをもう1セット組み立てる
- 2セットの側面ユニットをワイドビームで上下に繋ぎ、棚本体の躯体を完成させる。取り付け後は安全ピンを必ず確認する
- 棚受けを所定の位置に取り付け、棚板を載せる
- 最後に全部材の取り付け状態を確認する
ボルトレス式は、部材同士をあらかじめ設定されたツメ等の位置で接合するため、組み立てた時点で水平・垂直がほぼ取れた状態になります。ボルト式のような水平確認・締め直しの工程は原則として不要です。
ただし、ワイドビームは棚全体の剛性を保つ重要な部材です。取り付け後に安全ピンが正しく入っているかを必ず確認してください。
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水平・垂直の確認
水平器による垂直・水平の確認は、ボルト式の軽量スチール棚でとくに重要なステップです。軽量ボルトレス棚・中軽量棚・中量棚・スチール本棚・書架については、組み立て時点でのゆがみがほぼなく、原則として水平器の使用は不要です。
軽量スチール棚は寝かせながら組み立てを行うため、起こした際にどうしても水平がずれることがあります。目視での水平確認は極めて難しく、水平に見えても実際は傾いていたり、傾いて見えても実は問題ないケースもあります。水平器での最終確認が欠かせません。
確認の手順
水平器を支柱の側面に当て、前後・左右の垂直を確認します。ゆがみがある場合は、仮締めした状態のまま棚を間口方向や奥行方向に押したり揺らしたりして補正し、水平が取れた状態で本締めします。
その後、棚板面の水平もあわせて確認し、最後に全ビスのゆるみを点検します。
棚のゆがみはボルト式にのみ起こります。ゆがみは左右に揺らして補正し、水平器で最終調整する、という流れを守れば、組み立てによるゆがみは防ぐことができます。
なお、棚板の配置は本体を起こす前に完了させておく必要があります。左右の支柱で孔の高さが合っていない状態で棚板を配置すると、斜めになったり入らなかったりします。起こす前の段階でメジャーを使って高さを確認しておくことが、この問題を防ぐ最善の方法です。
アジャスターベースの使い方
アジャスターベースは、支柱の下端に取り付けるオプションの床面レベル調整部材です。コンクリート床でも完全に水平でない場合があり、ネジ式のアジャスターを回すことで数十mm程度の傾きを補正できます。アジャスターベースがない場合は、ゴム板などで対応することもあります。
床が傾いていると、棚を正しく組んでいても傾いた状態になります。特に倉庫や古い建物では床の不陸が大きい場合があるため、必ずアジャスターベースや水平器を使って補正してください。
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組み立てに関わる部材の呼び方
組み立て説明書を読むときや、問い合わせの際に部材の正式名称を知っておくと、やり取りがスムーズになります。
各部材の詳しい役割・構造については、部材辞典をあわせてご覧ください。
組み立て時によく登場する部材の名称
- アングル(支柱):棚の四隅に立つ縦の構造材。穴(孔)が等間隔に開いており、棚板の高さ調整に使う
- 棚受けフック:支柱の孔に差し込んで棚板を支えるパーツ。ボルト式ではビス留めまたは棚受けフックによる取り付けが基本
- ワイドビーム:間口(正面)方向に取り付ける構造補強部材。支柱の孔にツメを差し込んでハンマーで打ち込む。取り付け後は安全ピンを必ず確認する
- 天板受け・天地棚受け・側ツナギ(ブレス部材):奥行方向の構造補強部材。構造補強と棚板を支える機能を兼ねており、ブレス部材とも呼ばれる。最上段に使うものを「天板受け」、最下段に使うものを「地板受け」、中間段に使うものを単に「棚受け」と呼ぶ
- コーナープレート:支柱上部・下部の四隅を固定し、棚全体のゆがみを防ぐ。軽量棚で特に重要
- ベースプレート:支柱下端に取り付ける金属製の基礎部材。ビスで固定するタイプが多い
- ベースキャップ:支柱下端に差し込む樹脂製の底部パーツ。ビス不要で取り付けられる
- アジャスターベース:床の傾きを補正するネジ式調整脚。支柱下端に取り付けるオプション部材
- 安全ピン:ワイドビーム等が正しく取り付けられているかを確認・保持するためのピン。取り付け後に必ず確認する
ひとくちに「棚受け」といっても、スチール棚の種類によってその役割はさまざまです。「天」の名称がつく部材は最上段、「地」がつく部材は最下段で使用するものを指します。ただの「棚受け」は最上段・最下段以外の中間の棚板を支える部材です。また、「側受け」はコボレ止め(収納物を側面から落ちないようにする)の機能を持つ部材です。
ベースプレートとベースキャップは見た目も用途も似ていますが、固定方式(ビス留めか差し込みか)が異なります。棚シリーズによってどちらが標準部材かが決まっており、流用はできないことが多いため、同シリーズの部材を使うことが重要です。
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よくある失敗と対処法
スチール棚の組み立てでよく発生するトラブルと、その原因・対処法をまとめています。
事前に把握しておくことで、多くの失敗を防ぐことができます。
代表的なトラブルと対処法
-
棚板が斜めになる・入らない(ボルト式)
棚板を取り付ける位置の高さが、左右の支柱でずれていることが原因です。棚板を配置する際は、左右の支柱で同じ上から何段目の孔に合わせているかを確認し、メジャー・スケールで棚段間隔を計測しながら配置する方法が確実です。 -
棚受けがはまらない・入らない(ボルトレス式)
支柱(アングル)の向きが逆になっていることが最も多い原因です。孔の大きい方が上側(または内側)になっているかを確認してください。また、左右の支柱で棚受けのツメの取り付け高さが異なっている場合にも起こります。必ず左右同じ高さの孔にツメを合わせ、ハンマーで取り付けてください。 -
棚がぐらつく・揺れる(ボルト式)
ビスのゆるみ、または水平が取れていないことが原因です。全ビスを一度ゆるめ、棚を左右に揺らして水平を補正し、改めて本締めしてください。 -
棚板中央がたわむ
耐荷重を超えた積載か、ワイドビームが未設置の場合に起こります。未設置のワイドビームを追加するか、荷物の重量を見直してください。荷重は棚板全体に均等にかかるよう配置することも大切です。 -
連結したら高さが合わない
異なるシリーズの棚を連結しようとしている場合がほとんどです。スチール棚の連結は同シリーズ・同高さが前提です。 -
ビスがなめてしまった
電動工具のトルク過大、またはビス種の不一致が原因です。適切なドライバー・トルクで再施工してください。なめたビスは専用工具で除去します。
組み立て後に棚が倒れそうになる場合は、転倒防止対策(壁固定・床固定・天つなぎ)が未実施である可能性が高いです。高さ1800mm以上の棚は必ず転倒防止対策を行ってください。
「既存の棚に棚板を追加したいが、どれが合うか分からない」というお問い合わせも多くいただきます。追加部材を選ぶ際は、以下の順序で確認するとミスを防ぎやすくなります。
- 今使っているスチール棚のメーカー(製造者)を確認する
- どの棚シリーズかを確認する
- 支柱サイズや棚板サイズが合っているかを確認する
- 固定方式がボルト式かボルトレス式かを確認する
- 追加部材が1枚単位か1セット単位かを確認する
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組み立て後の安全確認
組み立てが完了したら、使い始める前に安全確認を行うことが大切です。棚の安全性は、組み立て精度だけでなく、転倒防止対策や積載方法にも左右されます。
確認チェックリスト
- 全ビス・ナットが正しく締まっているか(ゆるみがないか)
- 棚板が水平に設置されているか
- 棚全体が垂直に立っているか(前後・左右とも確認)
- 転倒防止対策(壁固定・床固定・天つなぎ)を実施したか
- 棚の最大積載重量(1段あたり・棚全体)を超えない計画か
- 重いものは下段に、軽いものは上段に置く配置になっているか
- 落下防止バー・コボレ止めが必要な場合は取り付けたか
- 転倒防止の方法:壁固定(壁に固定金具で固定)・床固定(床にアンカーで固定)・天つなぎ(棚の上部同士を連結して相互補強)の3種類がある
- どれを選ぶか:設置環境(壁・床の材質)と棚の高さ・重量に応じて判断する。高さ1800mm以上では特に重要。最低でも壁固定か床固定のどちらかは実施することが望ましい
倉庫では、人が通る通路の動線を確保しながら、設置環境に合った固定方法を選ぶことが重要です。重量物を積載する場合は、床固定と壁固定を組み合わせるのが基本です。
固定する下地の状態も重要な判断基準となります。下地がコンクリートであれば強度が高いため、壁固定のみで対応できるケースもあります。一方、下地が石膏ボードの場合はアンカーの効きが限られるため、重量物の積載を抑えるか、壁固定と床固定を組み合わせるなどの工夫が必要です。
図書館・書庫室・学校などの本棚用途では、人の出入りが頻繁な環境のため、壁固定は必須と考えてください。特にH2100mmを超えるスチール本棚は、収納物を含めると棚全体の重量が非常に大きくなるため、壁固定・床固定・天つなぎの3点セットでの固定を視野に入れることをおすすめします。
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組立施工を依頼する場合
大量の棚を一度に設置する場合、中量棚・書架など部材が重い場合、または作業スペースや工具が整っていない場合は、組立施工サービスの利用が効率的です。
依頼前に確認しておきたいポイント
- 搬入経路(エレベーター幅・ドア幅・廊下幅)の事前確認
- 設置場所の床の状態(水平・強度・材質)の確認
- 組み立て後の転倒防止処置の依頼有無
- 養生(床・壁の保護)の対応範囲の確認
物量(台数)が多い場合は、組立施工のご依頼を特におすすめします。部材をチャーター便などで効率よく輸送・搬入することで価格メリットが生まれ、慣れた作業員が対応するため組み立て時間も大幅に短縮できます。
もちろん1台からでも承っています。工具が揃えられない場合や、手っ取り早く設置を完了させたい場合にも適しています。特に中量棚(300kg/500kg)は部材自体が重く、2名以上の作業が必要なため、組立施工サービスをご利用いただくお客様が多いです。お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
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よくある質問
一人でも組み立てられますか?
軽量棚(120kg/段)・軽量ボルトレス棚(150kg/段)は一人での組み立てが可能です。ただし、間口が1500mm以上・奥行が600mm以上・高さが2400mm以上の棚や中量棚については、部材が重くなるため2名以上での作業をおすすめします。支柱を立てる工程では特に不安定になりやすいため、もう一人いると安全で効率的です。
電動ドライバーを使ってもよいですか?
ボルト式(軽量棚等のビス締め)では使用できますが、トルク管理に注意が必要です。強すぎるとビスがなめます。スチール書架KCJAには電動インパクトドライバーの使用が必須です。ボルトレス棚には使用しません(ハンマー打ち込み方式のため)。
組み立てにどのくらい時間がかかりますか?
軽量棚1台(5段)であれば、慣れていない場合でも30〜60分が目安です。ボルトレス棚はやや短縮できます。中量棚は部材が重いため60〜90分かかる場合があります。書架・本棚は段数・連結数によって大きく変わります。組み立て台数が増えるほど慣れが出てくるため、作業時間は短縮していきます。
棚の向きはどちらが正面ですか?
棚によって向きの決まりがあります。支柱(アングル)は孔の方向、棚板の折り曲げ方向などに向きがある場合があります。組み立て説明書または各商品ページの詳細をご確認ください。
説明書は付いてきますか?
基本的には細かい部材の梱包の中に同梱されています。ただし、スチール書架・本棚の場合はメーカーによる部材説明書のみで、具体的な組み立て方法が記載されていないものがあります。その場合は、各商品詳細ページに弊社が作成した組立説明書をPDF形式でご用意していますので、ダウンロードしてご利用ください。
組み立てられた状態で届きますか?
商品は組み立て前の部材の状態でお届けします。基本的には部材ごとに梱包でまとめられ、ダンボール等の梱包材に入った状態で、複数個口の路線便にてお届けします。
組み立ては簡単ですか?
個人差がありますが、初めてスチール棚を組み立てる場合は、決して簡単とはいえません。慣れが必要であるためです。一方で、部材の構造をよく理解したうえで手順通りに進めれば、初めての方でもしっかりと組み立てることができます。組み立て台数が増えるごとに慣れが出てきて、短時間で組み立てられるようになります。
弊社が用意した各棚の組立工程図をよく確認し、自分での組み立てが難しいと感じた場合や、工具の準備が難しい場合は、組立施工サービスへのご依頼をご検討ください。自分で組み立てる場合はこちら
まとめ
スチール棚の組み立てで押さえておくべきポイントは、方式に合った工具の準備・部材構造の理解・水平垂直の確認(ボルト式)・転倒防止対策の実施の4つです。
組み立ての手順は棚のシリーズごとに異なるため、各商品の説明書や詳細ページもあわせてご確認ください。
不安な場合や大量・重量物の棚については、組立施工サービスへのご依頼もご検討ください。


