軽量スチール棚に使用される取り付けビス(ボルト・ナット)は、単なる汎用品ではなく、スチール製部材の接合に適した加工が施された専用品です。
本記事では、軽量棚専用の皿M6×12ビスの形状や加工上の工夫について詳しく解説します。
追加ビスの購入をご検討中の方や、現在他社製軽量スチール棚をご使用中の方にも参考となる情報をまとめています。
この記事で分かること
- 軽量スチール棚に使用されるビスの基本仕様
- 供回りを防ぐ正方形突起の役割
- フランジナットの構造と緩み止め効果
- 実際に多い問い合わせ内容
軽量スチール棚とは
軽量棚は、耐荷重120kg/段のスチール棚です。
棚板と支柱のみで構成されるオープン棚と、三方をパネル板で囲ったパネル棚の2種類があります。
これらはボルト・ナットで組み立てを行う「ボルトラック」に分類されます。
皿M6×12ビスの仕様

ボルト仕様
- 呼び径 φ6mm
- ねじ頭:丸皿・トラスに近い形状
- 頭径 φ8mm
- ピッチ 1.0mm
- ねじ部長 12mm
ナット仕様
- 六角フランジナット
- フランジ径 φ16mm
- 平径 10mm(対角11.5mm)
- 全高 7mm
- フランジ厚 1.8mm
供回り防止の正方形突起

ボルトのねじ部付け根には約6mm角の正方形の突起が施されています。
軽量アングル(L型40mm×40mm)のビス孔(13mm×8mm)にこの突起がはまり込むことで、締め付け時の供回りを防止します。
高さは約1mmですが、作業効率を大きく向上させる重要な加工です。
フランジ付きナットの役割

金属同士の接合では緩み止め効果が重要です。フランジナットは接地面を広く確保し、ローレット加工によって接合力を高めています。
ワッシャーが不要となるため、作業効率向上にもつながります。
間違ったビスを使用した場合について
M8以上のビスは軽量棚には使用できません。軽量アングルのビス孔は幅8mmの楕円形であるため、M7相当までが物理的に対応範囲となります。そのため、推奨サイズはM6です。
規格外のビスを使用すると、孔に通らない、固定が不安定になるなどの問題が生じる可能性があります。
問い合わせで多い内容
実際に多いご質問をまとめました。
1)必要本数はどれくらい?
段数や棚の種類によって必要数は異なります。
詳細は以下の記事をご確認ください。
オープン棚のビス必要個数
パネル棚のビス必要個数
2)ボルト径・ナット径・長さは?
呼び径M6、ねじ部長12mmです。詳細寸法は本記事内に記載しています。
3)両側から締められるビスはありますか?
以前は取り扱いがありましたが、現在は生産終了により取り扱いはございません。
皿M6×12ビスでも軽量棚の接合用途には十分対応可能です。
- Q. 市販のM6ボルトで代用できますか?
- A. 供回り防止突起がない場合、作業性が低下する可能性があります。
- Q. M8は使えますか?
- A. 軽量アングルの孔幅が8mmのため、M8は使用できません。推奨はM6です。
- Q. ワッシャーは必要ですか?
- A. フランジナットを採用しているため通常は不要です。
商品軽量スチール棚(オープン棚・金網棚・パネル棚)の組み立てに必要なM6皿ビス(ボルトナット)セット。追加のボルトナットが必要な場合にお求めください。


