軽量スチール棚に使用されるスチール棚板は120kgの負荷(均等荷重)に耐えられる堅牢な棚板です。堅牢な訳は、棚板強度を上げるためにスチール板を折り曲げて形成する「折り曲げ構造」にあります。
この記事で分かること
- 軽量棚板とは
- 棚板の厚み
- 折り曲げ構造
- 向く人:軽量物(120kg/段以下)の収納用途で軽量スチール棚を選定中の方、棚板の構造・強度の根拠を理解しておきたい方
- 向かない人:150kg/段超の重量物を保管したい方(中軽量棚・中量棚・重量棚の選定を推奨)、折り曲げ構造ではないスチール製品(溶接組立等)を探している方
軽量棚板とは
軽量棚板は、耐荷重120kg/段の軽量スチール棚に使用される専用部材のスチール棚板です。
具体的には、オープン棚・パネル棚・金網棚に使用される棚板部材となります。
軽量棚板には孔が8箇所開いており、軽量棚用のL型40mmアングル(支柱)の孔とを、ビス(ボルト・ナット)にて接合して取り付けます。
また軽量スチール棚には、スチール棚板を棚板受けフックを、同様にL型40mmアングルの孔に引っ掛け、そのツメ部分に軽量棚板を載せる方法もあります。
棚板の厚み
軽量棚板の他、全てのスチール棚に使用するスチール棚板は、強度を上げるため、基本的には1枚の鉄板(スチール板)を折り曲げて製造します。
軽量棚板に使用されるスチール板は約1mmの鉄板となります。折り曲げて製造するため、以下の図のような形状となります。
スチール棚に使用されるスチール棚板の厚みという部分については、スチール板自体の厚みではなく、以下の図の赤で示した部分のように、90°に折れ曲がった部分の高さを指します。
軽量棚板は、屈曲点の高さは約35mmとなり、その数字が棚板の厚みとイコールとなります。
補強については、スポット溶接にて接着しています。
折り曲げ構造
90°に折れ曲がった部分は、折り曲げ構造と呼ばれます。
また、以下の写真のとおり、90°に折り曲げたのちに、端部は180°折り畳んで重ね合わせ、強度を上げています。
この折り畳んだ部分については棚板の孔が配置された箇所となり、二重に重ねているためにスチール板自体の厚みは2倍の約2mmとなっています。孔の部分を折り畳んで重ねることで、アングル(支柱)との接合をより強固なものとし、堅牢度をUPさせています。
- Q. 軽量棚板の耐荷重はどれくらいですか?
- A. 1段あたり120kgの均等荷重に耐えられます。オープン棚・パネル棚・金網棚で共通の仕様です。
- Q. 「棚板の厚み」とは鉄板の厚みのことですか?
- A. いいえ。鉄板自体は約1mmですが、「棚板の厚み」は90°に折り曲げた屈曲部の高さを指し、軽量棚板の場合は約35mmです。
- Q. 孔の部分だけ厚みが違うのはなぜですか?
- A. 端部を180°折り畳んで重ね合わせているためで、スチール板が二重(約2mm)になります。アングル(支柱)との接合部を強化するための構造です。
商品軽量スチール棚用の専用棚板。1段あたり120kgの耐荷重。折り曲げ構造で堅牢な設計。


