金剛製のスチール本棚・書架は複数の取り扱いがあります。その各スチール書架・本棚の違いについてポイントを挙げ比較した表にまとめました。主なポイントとして複式の有無やに間口(幅)のバリエーション、耐荷重、奥行サイズの違い等について説明し比較表にまとめています。
この記事で分かること
- 取り扱いのあるスチール書架・本棚
- 違いとなるポイント
- 複式の有無
- 間口(幅)のバリエーション
- 奥行サイズ
- 耐荷重
- 支柱のサイズ
- カラーバリエーション
- 組立方法
- スチール書架・本棚の比較表
- 本をたくさん載せたいなら:耐荷重100kg/段のKU軽量本棚またはスチール書架RKUです。KU軽量本棚は幅900・1200・1500・1800mmの4サイズ、奥行もD300からD600まで選べ、限られた空間にぴったり収めやすい構成になっています。
- 図書館・書庫の標準仕様なら:耐荷重40kg/段のスチール書架KCJAまたはスチール書架KUです。幅は900mmのみですが、書架として標準的な仕様で、省スペースな奥行(KCJA D260 / KU D250)が選べます。KCJAはJIS S 1039認証品です。
取り扱いのあるスチール書架・本棚
当サイトでは、書籍・本の収納に適した什器である本棚タイプのスチール書架について、以下の商品を取り扱っています。
違いとなるポイント
上記で挙げた各スチール書架・本棚の違いとなるポイントのうち要点となるのは次のとおりとなります。
- 複式型(両面収納タイプ)の有無
- 間口(幅)のバリエーション
- 棚板1枚あたりの耐荷重
- 奥行サイズ
- 支柱サイズ
- カラーバリエーション(色展開)
- 組立方法
以下では、それぞれの要点ごとに各スチール書架・本棚の相違点について列挙し、最後に比較表としてまとめています。
複式の有無
スチール書架・本棚の仕様に複式というものがあります。スチール書架の仕様では単式と複式という二つの形式があります。
この複式は、基本となる単式が壁面収納に適した片側収納タイプなのに対し、複式は、設置場所の部屋の中央に置く両面収納タイプとなります。
複式は、基本型の単式に対し後ろ方向(奥行方向)を拡張しつなげるイメージでとなります。単式は後ろ方向には連結無しなので単体棚で、複式は後ろ方向に1体追加で拡張しているので2体分ある、ということになります。ここでの後ろ方向への追加とは、奥行き方向に柱を追加してサイズが拡張しているということを意味します。
この複式タイプを採用しているスチール書架・本棚は以下のものとなります。
複式を採用しているスチール書架・本棚
間口(幅)のバリエーション
スチール棚やスチール書架に限らずオフィス家具またはインテリアファニチャー類において、基準となるサイズが尺単位です。
それらの家具類では、基本的には尺単位で間口(幅)を設定することが多く、そのなかでも「3尺」という寸法が一つの基準となっています。
スチール書架・本棚では、やはり3尺を目安とした幅900mmが基準となって、このサイズを元に間口(幅)は設定されています。
この呼び寸法で幅900mmというサイズのスチール書架が基本型となり、さらに横に(間口方向に)連結ができる仕様となっています。
幅900mmという呼び寸法以外の幅サイズがあるのが、メーカーでは物品棚というカテゴリ分けされる以下の商品となります。
呼び寸法「幅900mm」以外のサイズを採用しているスチール書架・本棚
上記のKU 軽量本棚では、呼び寸法で「3尺・4尺・5尺・6尺」、つまり「幅900mm・幅1200mm・幅1500mm・幅1800mm」の4つの幅サイズ展開があり、それぞれ間口方向に連結が可能となっています。
例えば、外寸幅1535mmの基本型に、幅1200mmを横に追加で連結ができ、さらに幅1800mmを追加で連結ができる、そういった仕様です。ここでの総間口サイズは、4500mm+35mmで、外寸:幅4535mmとなります。
この幅バリエーションの多さは、限られた空間にぴっちりと本棚を収めたいときに役に立ち、これにより柔軟なレイアウトが可能な仕様となっています。
幅900mmという数字は尺モジュール(3尺=約900mm)に由来します。4シリーズのうち幅のバリエーションがあるのはKU軽量本棚だけで、幅900・1200・1500・1800mmから選べ、それぞれ横方向に連結できます。たとえば外寸幅1535mmの基本型に幅1200mm・幅1800mmを連結すると、総間口は外寸4535mmになります。
奥行サイズ
各スチール書架・本棚は、奥行サイズについても細かい違いがあります。詳細については、スチール本棚の幅有効寸法と奥行有効寸法をご参照ください。
外寸の奥行サイズ別に分類すると以下のとおりとなります。
奥行250mm(複式は奥行470mm)
奥行260mm(複式は奥行480mm)
奥行300mm(複式は奥行570mm)
奥行340mm(複式は奥行650mm)
奥行350mm(複式は奥行660mm)
奥行450mm(複式は奥行870mm)
奥行600mm(複式の設定はなし)
耐荷重
各スチール書架・本棚では、二種類の耐荷重があります。1枚あたりの耐荷重が40kgのものと、1枚あたりの耐荷重が100kgのものです。
耐荷重40kg/棚板1枚
耐荷重100kg/棚板1枚
上述のように、物品棚カテゴリとしているKU 軽量本棚においては、その名称とおり軽量棚という分類に入り、耐荷重が100kgと本棚としては重量に耐えられる仕様となっています。また、同じ棚設計のスチール書架 RKUも、同様に100kg/段の仕様となっています。
それ以外のものは書架カテゴリとして分類され、耐荷重は一般的な40kg/段の仕様となります。
支柱のサイズ
各スチール書架・本棚では、二種類の支柱形状があります。それぞれ支柱サイズが異なります。
また、支柱サイズが同じもの同士は、部材形状が同じものであるため、後述する組立方法も同じ方法を採用しています。
支柱のサイズは以下の二種類となります。
30mm×35mm

40mm×40mm

支柱サイズが同じシリーズは部材形状も同じで、組立方法も共通になります。30mm×35mmのKU軽量本棚・スチール書架KU・スチール書架RKUはM8ボルト・ナット式、40mm×40mmのスチール書架KCJAだけがタッピングビス式です。
カラーバリエーション
スチール書架・本棚の本体色は、ホワイトカラーとチョコレートブラウンカラーの二種類があります。各スチール書架・本棚のカラーは以下のとおりとなります。
ホワイトカラー(白)

チョコレートブラウンカラー

組立方法
支柱のサイズが異なるのと同様に、それぞれ組立方法が異なるものが二種類あります。大別すると、M8ボルト・ナットを使用して各部材を接合する方法と、タッピングビスを使用して電動インパクト等の電動工具にて接合する方法とがあります。
組立方法の詳細については、スチール棚の組み立て(自分で組み立てる)をご参照ください。
M8ボルト・ナットを使用
タッピングビスを使用
スチール書架・本棚の比較表
以上をまとめた各スチール書架・本棚の比較表は以下のとおりとなります。
| KU 軽量本棚 | スチール書架 KCJA | スチール書架 KU | スチール書架 RKU | |
|---|---|---|---|---|
| 複式の有無 | あり | あり | あり | なし |
| 幅 | W900・W1200・W1500・W1800 | W900 のみ | W900 のみ | W900 のみ |
| 奥行 | D300(複式はD570)・D340(複式はD660)・D450(複式はD870)・D600 | D260(複式はD480)・D350(複式はD660) | D250(複式はD470) | D340・D450 |
| 耐荷重 | 100kg/段 | 40kg/段 | 40kg/段 | 100kg/段 |
| 支柱サイズ | 30mm×35mm | 40mm×40mm | 30mm×35mm | 30mm×35mm |
| カラー | ホワイト | ホワイト | ホワイト | チョコレートブラウン |
| 組立方法 | M8ボルト・ナットを使用 | タッピングビスを使用 | M8ボルト・ナットを使用 | M8ボルト・ナットを使用 |
- Q. 4つのシリーズはどう選び分ければよいですか?
- A. まず耐荷重で分かれます。本を多く載せるならKU軽量本棚またはスチール書架RKU(100kg/段)、図書館・書庫の標準仕様ならスチール書架KCJAまたはスチール書架KU(40kg/段)です。次に幅で絞ります。900mm以外のサイズが必要ならKU軽量本棚の一択になります。最後に色で、濃い色をお探しならチョコレートブラウンのスチール書架RKUのみとなります。
- Q. 複式(両面収納)を選べるのはどれですか?
- A. KU軽量本棚・スチール書架KCJA・スチール書架KUの3シリーズです。スチール書架RKUは単式のみで複式の設定がありません。複式は単式を奥行方向にもうワンセット拡張した構造で、部屋の中央に置いて両面から本を取り出せます。
- Q. 電動工具を使わずに組み立てられるのはどれですか?
- A. KU軽量本棚・スチール書架KU・スチール書架RKUの3シリーズです。M8ボルト・ナットで接合するため、二面幅13mmのスパナまたはモンキーレンチがあれば組み立てられます。スチール書架KCJAだけはタッピングビスを使用するため、電動インパクトドライバーが必須です。
- Q. 奥行はどう選べばよいですか?
- A. 収納物に合わせます。文庫・新書・単行本・A4判書籍が中心ならD250〜D260(スチール書架KU・KCJA)で足ります。書籍に加えてファイルボックスも入れるならD340〜D350、A4ファイルボックスや文書保存箱まで収納するならD450以上が目安です。奥行600mmが必要な場合はKU軽量本棚のみの設定となります。
読物JIS規格に適合したスチール棚・スチール書架について解説した読み物記事です。公共図書館や学校など、入札や仕様書で規格適合が求められる場合にご確認ください。
カテゴリ図書館什器メーカー金剛製の複柱式スチール書架。単式・複式が選べ、高さ1650〜2600mm、棚段ピッチ25mm。JIS S 1039認証品です。


